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両立支援コーディネーター
基礎研修の受け方【令和8年度】
日程・研修内容・修了要件・申込みのポイント

「両立支援コーディネーターの研修を受けたいけれど、どこから申し込めばよいの?」
「仕事をしながら受講できる? 修了するには何が必要?」

この記事では、労働者健康安全機構(JOHAS)が実施する基礎研修について、日程、申込み方法、研修内容、修了要件をまとめます。受講前に準備しておきたいことや、見落としやすい点も紹介します。

📌 両立支援の制度や診療報酬の算定要件については、記事末尾の関連記事をご覧ください。

基礎研修の概要

項目内容
主催独立行政法人 労働者健康安全機構(JOHAS)
受講料無料
対象者日本国内に住み、医療機関・企業・支援機関などで両立支援に携わる方、または携わる予定の方
形式動画配信研修+WEBライブ講習(Zoom)
受講時間動画410分(約6時間50分)+ライブ講習120分
申込み受講する本人が申し込む。先着順
開催回数令和8年度は全4回。研修プログラムは各回共通
⚠️ 動画配信研修とWEBライブ講習の両方を受講する必要があります。どちらか一方だけの受講はできません。

公式サイトで日程・募集状況を確認する →

令和8年度の日程

回募集期間動画配信期間WEBライブ講習
第1回終了2026年6月10日〜7月7日2026年7月13日(月)13:00〜15:00
第2回終了2026年8月7日〜9月3日2026年9月12日(土)13:00〜15:00
第3回2026年10月16日13:00〜11月5日17:002026年10月16日〜11月12日2026年11月17日(火)13:00〜15:00
第4回2026年12月16日13:00〜2027年1月5日17:002026年12月16日〜2027年1月12日2027年1月16日(土)13:00〜15:00

動画の配信は、開始日の13:00から終了日の23:59までです。

💡
申込締切、動画の視聴期限、ライブ講習日は、それぞれ異なります。3つの日付をカレンダーに登録しておくと、見落としを防げます。
📅 第1・2回の申込状況を踏まえ、第3・4回は受入人数が2倍程度に拡大されています。募集状況は変わるため、申込みの際は公式の研修特設サイトで最新情報をご確認ください。

申込みから修了までの流れ

1
受講できる日程を確認する
動画を視聴する時間と、ライブ講習に参加する時間を確保します。
動画は配信期間内の都合のよい時間に視聴できますが、ライブ講習は指定日時に参加する必要があります。勤務中に受講する場合は、事前に業務やシフトを調整しておきましょう。
2
募集期間内に本人が申し込む
公式サイトで申込要領を確認し、申込フォームから申し込みます。代理での申込み・受講は無効です。
先着順のため、受講する回が決まったら募集開始日時を確認し、早めに手続きしましょう。開始日時をカレンダーやアラームに登録しておくのも一つの方法です。
申込みには、受講者本人が確認できるメールアドレスを使用します。同じアドレスで複数人が申し込むことはできません。
3
主催者からのメールを確認する
申込み後の連絡や受講に関する案内は、メールで届きます。
受付完了メールだけでなく、その後の案内も見落とさないよう、受信メールをこまめに確認してください。届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認しましょう。
受付完了メールが翌日までに届かない場合は、事務局へ問い合わせてください。受講に必要な案内を受け取れるようにしておくことが大切です。
4
動画配信研修をすべて受講する
動画は全8本、合計約6時間50分あります。
一度にまとめて視聴しようとせず、配信期間内に数回に分けて受講する予定を立てておくと進めやすくなります。画面上の案内を確認しながら進め、各科目の受講者アンケートも忘れずに提出してください。
5
WEBライブ講習に参加する
動画研修をすべて受講したあと、指定日時にZoomで参加します。
講習中にはアンケートへの回答が求められます。音声を聞くだけでなく、画面を確認し、操作できる状態で参加しましょう。
6
修了証の確認・印刷
修了証の確認方法は、主催者からの案内に従ってください。必要に応じて印刷し、保管しておきましょう。

研修では何を学ぶ?

動画配信研修:全8本・410分

講義時間
治療と仕事の両立支援におけるコーディネーターの必要性とその役割及び留意点50分
基本的な医療に関する知識75分
産業保健に関する知識60分
労務管理に関する基本的知識60分
社会資源に関する知識60分
両立支援のためのコミュニケーション技術45分
精神疾患の両立支援に関する留意点20分
がん経験者による当事者談話40分

WEBライブ講習:120分

テーマは「両立支援コーディネートの実際」です。
動画で学んだ内容を踏まえ、指定日時にオンラインで受講します。講習中の質問に回答する場面もあるため、画面の案内を確認しながら参加してください。

制度だけでなく、当事者の思いにも触れる

研修では、医療の知識だけでなく、産業保健、労務管理、社会資源、コミュニケーションまで幅広く学びます。

なかでも「がん経験者による当事者談話」は、制度や手続きだけでは捉えきれない、本人の経験や思いに触れる時間です。

「どのような制度が使えるか」に加えて、「本人は何に困り、どのように働き続けたいと考えているのか」。日頃の支援を振り返りながら聞いていただきたい内容です。

修了証の交付要件

修了には、次の4つをすべて満たす必要があります。

✅ 動画配信研修のすべての講義を受講する
✅ WEBライブ講習を120分中100分以上受講する
✅ ライブ講習中のアンケートに7問中5問以上回答する
✅ 各研修の受講者アンケートを提出する
⚠️ ライブ講習中の回答と、各研修の受講者アンケートの提出は、それぞれ修了要件です。視聴を終えたあとも、未回答・未提出のものがないか確認しましょう。
💡
交付要件上の最低受講時間は100分ですが、予定を組む際は、120分通して参加できる時間を確保してください。

修了証に記載される氏名は、申込み時の名前です。旧姓と現在姓の併記を希望する場合は、申込フォームの備考欄に記載します。

詳しくは、公式申込要領の「修了証交付の要件」をご確認ください。

受講前に確認しておきたいこと

動画の視聴期限は、ライブ講習日より前

「ライブ講習の日までに見ればよい」と思っていると、動画の配信期間が終わってしまいます。
動画の視聴期限を確認し、余裕を持って受講しましょう。

メールの受信設定

受付完了メールは no-reply@stage.ac から届きます。問い合わせへの回答などは、ヘルプデスクの ryoritsu2026@ryoritsuco-kensyu.johas.go.jp から届きます。
どちらも受信できるよう設定し、届いた案内は受講終了まで確認できるよう保管しておきましょう。

パソコンとZoomの動作確認

勤務先のパソコンでは、アプリのインストールやZoomの機能に制限がある場合があります。
ライブ講習では投票・チャットなどの機能も使うため、接続できるかだけでなく、必要な操作ができるかも事前に確認してください。制限がある場合は、勤務先のシステム担当者へ相談しましょう。

スマートフォンでの受講は、画面表示が小さくなるため非推奨です。

1人につき1端末で受講する

複数人で端末を共有したり、1人が複数端末から同時接続したりしないようにします。
受講記録を確認できず、未修了となる場合があるため、指定された方法で参加してください。

開催回の変更・振替はできない

申込み後の開催回の変更はできません。受講者側の通信トラブルなどで未修了となった場合も、他の回への振替はありません。
受講場所と端末、通信環境を事前に整えておきましょう。

よくある質問

医療職の資格がなくても受講できますか?
対象は、医療機関・企業・支援機関などで両立支援に携わる方、または携わる予定の方です。医療職だけを対象とする研修ではありません。

なお、研修の受講対象と、診療報酬の施設基準で求められる職種・配置要件は異なります。算定については、療養・就労両立支援指導料の記事をご覧ください。
過去に修了していても、もう一度受講できますか?
過年度の修了者は再履修扱いとなり、聴講完了証が発行されます。修了証としては扱われません。
認定医療ソーシャルワーカーのポイント対象ですか?
本研修は、日本医療ソーシャルワーカー協会の「認定医療ソーシャルワーカーポイント」の対象です。手続きの詳細は、主催者や協会の案内をご確認ください。

まとめ

基礎研修は、動画配信研修とWEBライブ講習を組み合わせて受講します。

申込み前にはライブ講習の日程を確認し、受講が決まったら動画の視聴予定を立てましょう。視聴時間の確保に加え、講習中の回答や受講者アンケートの提出も必要です。

主催者からの連絡はメールで届くため、申込み後もこまめに確認してください。視聴期限や受講方法を把握して、落ち着いて学べる環境を整えておきましょう。
📎 公式情報・問い合わせ先

令和8年度両立支援コーディネーター基礎研修 事務局(株式会社ステージ内)
電話:03-6822-9008
受付:10:00〜17:00(土日祝・8月14日・12月29日〜1月3日を除く)
※ WEBライブ講習当日は電話番号が異なります。公式申込要領をご確認ください。

※本記事は2026年10月24日時点の情報です。申込みの際は、公式サイトで最新の募集状況・受講条件をご確認ください。当サイトは研修の申込み窓口ではありません。

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執筆者
保健師・社会福祉士・介護支援専門員
医療ソーシャルワーカー(MSW)

病院で入退院支援に従事。記事は厚生労働省の告示・通知や法令にあたって作成しています。
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